擁壁のある物件、購入前に気をつけるべきポイントとは？
こんにちは。株式会社リーベルホームの総務担当です。
横浜・横須賀エリアには、高低差のある地形を活かした住宅地が多く存在します。
そのため、擁壁（ようへき）のある中古住宅もよく見かけますが、購入時には特に注意が必要です。
今回は、擁壁のある中古物件を検討されている方に向けて、知っておくべき注意点をわかりやすくご紹介いたします。
擁壁とは？なぜ注意が必要なのか
土地の安全性と資産価値に大きく関わります
擁壁とは、土砂の崩壊を防ぐために設置された構造物のことを指します。
特に高台や傾斜地に建つ住宅では、擁壁が土地を支える重要な役割を果たしています。
しかし、擁壁には以下のようなリスクも伴います：
- 老朽化によるひび割れや傾き → 地盤の安全性低下
- 法的基準を満たしていない擁壁 → 建築確認が取れない可能性
- 補修・建て替えに高額な費用がかかることも
つまり、見た目だけでは分からないリスクが潜んでいるため、慎重なチェックが欠かせません。
擁壁付き物件のチェックポイント
現地確認＋専門家による調査が安心
擁壁がある物件を検討する際には、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
- 擁壁の種類と材質（コンクリート擁壁・石積み擁壁など）
- 築年数や施工時期（耐用年数の目安を参考に）
- ひび割れ・傾き・排水機能の有無
- 建築基準法に適合しているか（検査済証や設計図面があるか）
特に、古い石積み擁壁や、高さ2mを超える擁壁は、専門家（建築士や地盤調査会社）による調査をおすすめします。
購入前に問題点を把握し、必要な補修費用やリスクを事前に見積もっておくことが、後悔しない不動産購入につながります。
まとめ：擁壁付き物件も、正しく理解すれば安心して選べます
擁壁がある物件には確かにリスクも存在しますが、適切な確認と対策を行えば、安全で魅力的な住まいとなるケースも多くあります。
リーベルホームでは、物件ごとの擁壁の状況や注意点を丁寧にご説明し、必要に応じて専門家の調査もご案内しています。
横浜・横須賀エリアで擁壁付き中古物件をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
お客様にとって最適な住まい選びを、誠実にサポートさせていただきます。